宣告

2020/12/15
手術後の外来受診


傷も耳の中も痛みもなく
顔の腫れも傷口も良くなりつつあり
聞こえは相変わらずでしたが
もう治ったものだと
だから絶好調


診察室に呼ばれ
傷口のチェック
問題なし


で、先生の方を向くと
先生が両手を足の上に置き
真正面を向いているのです
不整脈が大爆発です


今日は1人で来られましたか?
はい
耳の腫瘍ですが
残念ですが癌らしいとの結果です
らしいではなく癌です
今後の詳しい事は当医を変わりますので
もう少し待ってて下さい


隣の部屋から呼ばれ
右外耳道癌であること
今の状態を知るため色々検査が必要な事
検査の予約など説明があるので
待合室でお待ちください
と、言われ待合室に


空いてる椅子に座ったとたん
涙かボロボロ流れてきて
先生の説明、会話の内容
全てわかって理解してるのですが
何が起こってるのかわからなくなってきて
その後の説明など全然入ってこなくて
沢山の予約表をもらい
泣きながら運転して帰りました


普段ハンカチを持ち歩かない私
病院内の至るとこで
ティッシュをもらいました
今度から病院に行く時には
ハンカチ持って行こうと思いました


このハンカチの件
後日30年来の親友と大笑いしながら
話しました

手術

日曜日昼から入院
月曜日8:30から手術
で、火曜日午前中退院


この頃の耳の状態は
耳垂れがすごかった
相変わらず痒くてひたすら耳掻き
で、血が出て痛くなって
ほとんど聞こえてなかったです


全身麻酔で鼓室開放術
こんな短期間で大丈夫?
違う意味で不安になったけど
全然大丈夫でした


強いて言うなら
とにかく寝れない
毎日の晩酌が日課になのに飲めなし
タバコも吸えないし
イライラしてきて小さい音でも気になるし
ホント辛かった


あと麻酔の点滴が入らなかったらしく
何度も差し換えたのが痛かった
汗がダラダラ


多分手術時間は2~3時間
術後はそんなに痛い訳でもなく
一週間後外来予約で
予定通り退院



きっと術後に先生からの説明はあったのでしょうが
覚えてないんです
耳も痒くないしもう治った
良かった良かったと


退院してからは
子供二人も自立してるし
主人は単身赴任
3年前から1人暮らしなので
年明けから仕事またしたいなと思って
でも通院もあるから
パートの仕事を探したり
ホントに何にも考えてなかったです


一週間後がこんなことになるとは
思いもせず

これまでの経緯③

10月中旬大学病院受診
画像では明らかに異常があること
総合病院での生検は異常なしだったけど
病名を確定しない事には治療ができない事


で、詳しく調べるために手術が必要な事
手術は全身麻酔で2泊3日


11月末で仕事を辞める事もあって
手術は12月3日


生検も含め取れそうであれば腫瘍も
取りましょうとの事だったので
これで治るんだろうって
まだまだお気楽でしたね